リサイクルショップを開業して、軌道に乗るまでは、労働力は可能な限り家族だけでまかなうのがベストです。その理由は二つあります。第一は、人を雇うと月々決まった給料を支払わなければなりません。その負担が予想以上に重くのしかかってくるのです。ところが家族であれば、当分の間、無給で働いてもらえますから、資金的に楽です。開業して一、二年はギリギリの生活費が稼げればよしとしなければなりませんから、人を雇うか雇わないかは、とても大きな問題になります。第二に、開業したばかりで、なりふりかまわず頑張らなければならないのに、人を雇うと、たえず他人を意識して神経をつかわなければなりません。ところが家族の場合は、気心がしれていますから、余計な神経をつかわなくてすみます。ときには無理なこともきいてもらえますし、よきアドバイザーにもなってくれます。ですから、まず家族に協力してもらうことです。そして家族を仕事のパートナーと決めたときは、つぎの点に注意しましよう。
家族に協力してもらう場合の注意点
(1)仕事を十分に理解してもらったうえで協力してもらうこと。それがないと真の協力が得られません。
(2)自宅との往復に、あまり時間がかからないようにするなど、働きやすい環境をつくる。場合によっては、店舗や事務所の近くに引っ越すことも考える必要があります。また家族でやっていけるように、仕事を合理化することも大切です。
(3)面倒臭がらずに仕事の内容を教える。家族だからといっていいかげんにしてはいけません。
(4)近所づきあいを密にしておくこと。突発的なことが起きたとき、近所に親しい人がいると力になってもらえます。
(5)奥さんに協力してもらうときには、あなたは家事を手伝うなどできる限り奥さんに協力しないといけません。また奥さんにたいする理解も必要です。
以上ですが、家族の状況や仕事の内容によっては、従業員を雇わなければならないこともあります。またある程度軌道に乗って余裕ができれば、従業員を雇うことになります。