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大切なのが「お直し」

スーツのサイズを合わせる上で大切なのが「お直し」です。既製品のスーツでもサイズが豊富で、ある程度は体に合ったものを選べますので、それをさらにお直しするということを面倒に感じられる方もいらっしゃるでしょう。しかし、スーツはもともと注文服として生まれたものですので、数ミリ数センチの差で見え方がとても変わってきます。戦前に撮られた写真などを見ると、スタイルの男性がとても素敵に映っているのを目にしますが、それはやはりオーダーでその人にぴったり合ったサイズで仕立てられたことも関係しているのではと私は考えています。昔は既製のスーツのことを「吊るし」と呼んで、フルオーダーのスーツより軽く扱われることも多かったようです。現在はスーツの大半が既製品で、値段もフルオーダーのものを越えるようなものも多いですが、あなたにぴったりのサイズを求めるためには、買ってそのままでは十分ではありません。既製のスーツを購入する場合には、サイズに対してシビアな限を持って、必要ならお直しを積極的に活用して頂きたいと思います。お直しは面倒なものではなく、あなたをランクアップして魅せてくれるツールでもあるのです。

女性にシルクのしっとりとした布が似合ってくる

ダンガリーのシャツやコットンのメンズっぽいシャツが似合わなくなった、と気づいた日がある。三〇代の終わり頃だったと思う。取り戻せない若さを嘆いてみたけれど、ものは考えようだ。かわりにシルクのシャツが似合うようになった。もちろん、五〇代になってもダンガリーが似合う人がいるように、若くてもシルクは着こなせる。それでもぴったりくるのは四〇代に入る頃からではないかしら。ツルツル何の心配もないお肌をしていた頃から(今ではそんな頃があったのかしら、と遠い昔を目を細めて探っている)、小皺が増え、顔の骨格が目立ち、肌に光がなくなり、と多少の差はあっても、人は確実にそれに向かっていく。そんな女性にシルクのしっとりとした布が似合ってくる。失うものがあったら必ず得るものもあるのよ、と思うと、年を重ねることは必ずしも哀しいことではない。

語源は、オランダ語の「ラシャ製ジャケット」

バーミューダショーツは、タイトなひざ上丈のショーツ。コットンまたはウール製の半ズボン。英領バーミューダ島の男性が、ニーハイソックスとコーディネイト、タウンウェアとした。1950年代初めに、レディスのスポーツウェアとしてアメリカに紹介され流行する。ギャバジン、シアサッカー、ギンガム、マドラスなどさまざまな素材が使われ、メンスの夏のカジュアルウェアとして定着。また、ピ・コートとは、メルトン製のハーフコート。6つボタンまたは8つボタン。先の尖ったラペル、縦型のスラッシュポケット、センターペンツが特徴。語源は、オランダ語の「ラシャ製ジャケット」。ミリタリ・コート、肩章、金ボタン、立ち襟、絞ったウェストが特徴。ダブルプレスデッドで、裾はやや広がり気味になる。