パソコンショップに出かけて、膨大な数のパソコンを目にすると、極端に特徴のある機種がよく見えるものだ。プロが言う「店頭映え」である。正直に告白すると、私もそう。日夜大量のパソコンを見ていると、ごくごく一般的な機種が魅力的に見えなくなってくる。その気持ちを必死に抑えて、レビュー記事を書いていることを告白しよう。たしかに極端に小さいソニーのバイオCIや極薄のシャープのムラマサは目立つ。デスクトップにしても、美しい液晶にテレビが映っていれば、魅力的に見えないはずがないのだ。
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ところが、これらは、極端に高価なマルチメディアモデルやモバイル用のノートでしかない。普通のユーザーが普通に買って、普通に使うべきモデルではないのだ。明確な目的を持って買うべき機種であることを肝に銘じておこう。一般的には、シンプルなパソコンほどお買い得で、実用性が高い。サイズやデザイン、突き抜けた性能を強調しているモデルは、代わりにコストパフォーマンスを犠牲にしていることがほとんどなのだ。もちろん、自分が気に入ったなら、多少高くても個性のある機種を選ぶのは悪いことではない。楽しいパソコンの買い方として大賛成だ。